ラベル

2016年8月31日水曜日

8月31日のマナカード*

どうしようもないこと
どうにもならないことを
悔いたり何とかしようと思ったり
自分のことを
心底イヤだと思ったり
責めたり
色んな教えで
してはいけないことだと
言われていますが
その時初めて知る
愛もあるのです
変化を受け入れるためには
醜くて仕方がないと思う
自分を受け入れて
見つめることも
大事です
世の中には
美しくないこともある
自分の中にもある
それをきちんと
受け入れられたうえでの
愛はあなたにとって
大きな力になります

昨日はお寺の副住職をされている方の説法を聞きにいきました。
お坊さんといっても髪も髭も伸ばして、バンドもされていて、とても自由な方なのですが、とても優しい目で真摯に語ってくれるステキな方です*
以前もお説法聞きに行った時、「いわんや悪人をや」で有名な浄土真宗の話を聞いて、とても興味をもったのを覚えているのですが、今回もとても深い話を聞かせていただきました。

私の最近の悩みは、多分たくさんあるのですが、いちばんは我が強くて、それゆえに起こる好ましくないことと、それを後悔する気持ち。
どうやったら自分なりのALOHA(自分も周りも幸せ)な選択ができるかということ。
ホロスコープをみて「ヤンキー気質はもっている」と言われましたが(笑)、周りの顔色を見てしまう月星座天秤座のためか、わりと、かなりおとなしかった私。
今は自己主張を覚えたての子供のように、自分を表現することとそれによって後悔・反省しておとなしくなってしまう、ということをくりかえしていますがf^ ^

我が強い人、ヤンキー気質がある人は、いわゆる良いことをしなさい、我慢しなさい、周りの為に尽くしなさい、などというもっともらしいお説教は好きではありませんが、その考え方が何のためにあるのか、を誤解してハメを外すと、後々後悔しかねないことも起こります。
それは世の中の秩序のため、もありますが、悪い意味での「自己主張」をしてしまい、それによって人を傷つけ、最終的には大体本人が自分を責め、傷つくことになるからだと思います。
今まで自分を殺して「いい子ちゃん」で生きてきた人は、「自分らしく生きよう」と歌う心理学、セラピーに出逢って、自分を表現する喜びに感動し、一時的に「自己主張が過ぎる」状態になることもあります。
また、月星座天秤座ならではで分かるからですが、周りの反応に敏感になり、自分を守るために、本当にしたかった、別に他人には負担にはならない「自己主張」ができず、思いが伝わらない、などということを繰り返していると、それは自分を傷つけている、ということになります。
また私がブログでよく話す、「執着」の域にまでなっている愛情は「ALOHA」ではないよ、ということも、頭では分かっていても、どうしてもその執着から離れられない関係というのも、経験ある方は多いと思います。

けれども浄土真宗の教えは、我欲や煩悩に苦しむ人も、自分はそんなどうしようもない人間だと気付いた時、救われる、と説いています。
どんなに素晴らしい考え方を取り入れて、より良く生きようとしても、何度も同じことを繰り返してしまう。
一時的に良くなった気がする、自分は生まれ変わった気がする、と思っても、その慢心ですぐ落とされてしまう。
人ってどうしようもない、自分ってどうしようもない。
そのどうしようもない自分を許す、ってとても難しいです。
でも許していて、許されているから、こうやって生きているんですよね。

我欲や煩悩の強い人は、自分ではコントロールできない(と思う)ものに、振りまわされ深く悩みます。
時には人も傷つけ、それによって自分も深く傷つきます。
あらゆる人の教えではしてはいけないこと。
でも、それを経験するのもある意味運命であり、それを経験したうえで人の痛みが分かる、より懐の深い人になれる、それだけの度量があるから、あるいはそのタイミングが来たから経験していることかもしれません。

マナカードなどを受けるのなら、幸せそうな人から受けたいから、まずは自分をいたわって、と言われたことがあります。
自分のことを認めていて、自分に対するALOHAがないと、人にもALOHAが提供できない、というのは、マナカードでも示されているハワイの考え方ですが、私が「どうしようもない自分の気持ち」を絞り出したメッセージを書いた日に、反響が大きかったり、そのメッセージで救われた、と言って下さる方もいて、あぁ、どんなに今の自分はALOHAじゃない、と思っていても、そのときなりのALOHAはあって、それを届けることもできんだな、という自信につながりました*

今日のトートタロットは「吊るされた男」「月」。
どちらも動けない、うまいかない、不安、自分の内側の先の見えない道を心細く進む様な心境の時に出るカードですが、実はこれ、とてもラッキーなカードなんですよね!
うまくいかない、自分のイヤな面と向き合わされる時は、変容前の苦しみ。
夜明けの前が一番暗い、と言われる状態です。
そう思うと、暗い道もそんなに怖くありませんね!
明けない夜はないのです*

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